もうすぐ夏~!
こんにちは!
連日の大雨で警報が出たり大変でしたね~
皆様は大丈夫でしたか?
雨がやんでから数日間は土砂災害などの危険があるので十分注意されて下さい
今回のお話はがん治療についてお話していきます
こちらのグラフをご覧ください
がんは日本の死因第1位の病気です
グラフを見ても分かるように圧倒的に多いですね
2人に1人はがんにかかると言われており身近な病気です
医療の進歩により、がんは治る病気、長く共存できる病気となりました。
がん治療には抗がん剤を使う化学療法や放射線治療が用いられ、様々な副作用が起こります
もちろん、お口の中にも副作用がみられます
~がん治療によるお口の副作用・トラブル~
口内炎
歯・歯肉の感染
味覚の異常
口腔乾燥症
カビ菌の増殖
虫歯・歯周病の悪化
などが挙げられます・・・
このような副作用は痛みで苦しめるだけではなく、食事や会話を妨げたり
口の細菌による感染を引き起こすなど、がん治療そのものの邪魔をします
今の医療では副作用をゼロにする治療法は残念ながらありません
ですが、副作用のリスクを下げ、少しでも症状を和らげる方法はあります。
それは、がん治療前に歯科を受診し、お口の中を清潔にしてトラブルが起きにくいように準備することです
準備その1
まずはお口の中の検査
大きな虫歯や歯周病など、がん治療中にトラブルになりそうな歯がないかチェックします
がん治療が落ち着くまで問題なく過ごせるように、応急的な治療を可能な範囲で行っていきます
準備その2
お口の清掃
トラブルの原因となる細菌のかずを減らすことが大切です!
そのためには歯科の機械を使って歯石やプラークを徹底的にキレイにしていきます
準備その3
セルフケアの指導
お口の中を細菌の少ない良い状態に維持するのは、患者さん本人のセルフケアにかかっています。自分で細菌から身体を守るようにしましょう
・・・まとめると予防が何よりも大切です!
がん治療の有無に関わらず日頃から歯科で定期的にケアを受けましょう。
がん治療を控えていらっしゃる方は、これからのがん治療のスケジュールを歯科医師に説明し、虫歯や歯周病のチェックや応急的な処置を受けておきましょう!