思春期の口臭について
皆さん、こんにちは
5月も今週で終わり、来週から6月になりますね
朝は肌寒いですが、お昼間はとても暑くなり、
夏のようですね
ちゃえん歯科では扇風機をフル活用させて
暑さを凌いでいます
さて、今回は「思春期の口臭」についてお話させて頂きます。
思春期の口臭はホルモンに関係するのか
結論としては、
思春期が口臭を増強させている根拠はないですが、
月経が関係する可能性は示唆されていて、
口腔内が清潔であれば問題ないです
思春期を迎えると、アポクリン線の発達により
体臭が発生していますが、同様に口臭も発生してくると
思われがち・・・。
6歳から16歳までの小児集団101人を対象とした
疫学調査では、女児、口腔清掃不良あるいは
年齢が13歳以上のものは口臭原因物質である
硫黄化合物の濃度が高くなる傾向が認められました。
この結果から、
思春期以降の女性特有の生理現象の月経が口臭強度に
影響していた可能性が示唆されます。
月経期間中の歯周炎の女性と
健康な女性を比較したところ、どちらも
硫黄化合物の濃度が排卵期に増加しましたが、
歯周病患者の方の方がより、
硫黄化合物の濃度が高くなる結果となりました。
女性ホルモンと歯周病有病率増加の
関連性は多く、妊娠性歯肉炎もこれに当たります
思春期に口臭が増強するとすれば、
女性ホルモン由来の歯周病に起因するものであると考えられます。
しかし、基本的には清潔な口腔内では起こらないですが、
起っても、軽度で済みます
よって、口臭予防の為には口腔内の清掃の徹底と
舌清掃などの対応が大切になります。
(歯科衛生士ビジュアルマガジン5月号より引用)
最後に、お知らせです
6月1日から歯っぴー検診が始ります
受診される方は用紙の持参をお願い致します