低ホスファターゼについて
こんにちは
最近はポカポカ春の陽気でとても気持ちいい気候が続いてますね
ですが、コロナウイルスが話題の今・・・
気持ちよくて外に出掛けたくなりますが、今は我慢して外出を自粛中です
ちゃえん歯科は予定していたお食事会もお花見も自粛させてもらいました
スタッフ一同、手洗いうがいの徹底や、診療室の換気はもちろんのこと、
マスクやゴーグルでの防護の徹底を行っています
また、いつもは患者様の誘導や説明の際はマスクを外して行いますが、
感染予防の為マスクをつけたままの誘導、説明をさせてもらいます事をご了承ください
来年は盛大に花見が出来る事を祈って毎日感染予防に努めます
今日は少し難しいお話しをさせてもらいます
【低ホスファターゼ】という言葉を聞いたことがありますか??
低ホスファターゼが新聞で取り上げられたらしく、
スタッフが記事の切りはじを持って来てくれました
私もあまり聞きなれな言葉で勉強になるな~と思いブログにまとめてみました
低ホスファターゼとは・・・
アルカリホスファターゼという酵素の異常により、骨の石灰化が障害され、骨が弱くなる病気です。けいれんを起こす患者さんや、乳歯が早く抜けてしまう患者さんもいます。重症度や発症年齢には幅があり、無治療では生存が難しい重症の患者さんからほとんど症状のでない患者さんもいます。
なぜ、ちゃえん歯科ブログで低ホスファターゼを取り上げたかというと
低ホスファターゼで特徴的な歯の症状として、乳歯が早く抜けてしまう という症状があります。
これはどういう事かというと、
子供の歯は上が10本、下も10本、合わせて20本の乳歯が生えてきます
個人差はありますが、だいたい3歳頃には20本全部生えてきて乳歯列が完成します
そしてだいたい6歳頃から6歳臼歯が生えてきたり、下の前歯がグラグラしてきたりしてきます
イラストのように、下から大人の歯が順番待ちしており、
乳歯の根っこがどんどん吸収され最終的に歯冠(歯の頭)だけになってしまって抜けてしまいます!!
ですが低ホスファターゼの特徴として、1歳~4歳ぐらいの間で乳歯が抜けてしまうことがあるそうです。
このように、根っこが吸収する前に抜けてしまうので、抜けた乳歯に根っこが残っているのが特徴のようです。
1歳~4歳までに乳歯が抜けたり、グラグラしてしまっていたら、
専門の病院で診てもらった方がいいかもしれません!!
私たちも知らない事がいっぱいなので、日々勉強です
気になることがあればスタッフまでお尋ねください