梅雨に突入!
こんにちは!
梅雨に入ってしまいましたね~
傘の忘れ物が増えてきていますので
心当たりのある方は取りにいらしてくださいね
急な雨でお困りの方はちゃえん傘を是非ご活用下さい
次回来院時にお返し頂けると助かります
さて、今回は喫煙についてお話していきます!
誰もがご存知かと思いますが、タバコは身体に悪いです・・・
お口で吸うので、もちろん口腔内はタバコによるダメージを受けてしまいます
煙の熱による物理的な刺激と、
ニコチンなどの有害物質の化学的な刺激によって歯ぐきはどんどん弱くなってしまいます!
タバコの有害物質は200~300種類含まれているそうですよ・・・ひぃ~(;・ω・)
ところで歯ぐきは何故ピンク色をしているんでしょう?
それは、血管が豊富だからなんです
血管が豊富なところにタバコの有害物質による刺激が加わると歯ぐきはどんどん変化していくのです・・・!
タバコの有害物質であるニコチンは血管を縮ませてしまうので
・血流の流れが悪くなり・・・
・酸素や栄養素が不足した状態になり・・・
・免疫機能も狂わせたり・・・
(病気に対する抵抗力が落ちたり、アレルギーが出やすくなります)
・更に傷を治そうと組織を作ってくれる細胞の働きも悪くなります
その結果
↓
歯ぐきは線維化(角化)してカチカチになり、
歯ぐきの炎症が見た目では分かりにくい状態となります
歯ぐきの検査をしてもそれほど出血がみられないので、
気付いた時には重度な歯周病に進行していることがあります。
しかも、吸わない人に比べてとても治りにくいんです
タバコを吸うとメラニン色素が沈着して歯ぐきが黒くなったり
歯にヤニがついたりしますよね
ヤニは歯がザラザラして菌が付きやすくなりますし、いつまでもニコチンがお口の中に染み出し続けることになります
タバコを吸う人は、吸わない人に比べて
歯周病が5倍進みやすいです
受動喫煙で3倍進むと言われています
(※受動喫煙とは本人は喫煙していなくても身の回りのタバコの煙を吸わされてしまうこと)
この写真は子供の歯ぐきです
受動喫煙による色素の沈着が見られます
分煙も非常に大切になってきますね!
周りに喫煙されている方がいれば歯周治療やメインテナンスをしっかり受けるように教えてあげて下さいね